まるでパンを食らうように

在宅ジャニオタ男子。ドドドドド新規。

ジャニーズのファーストアルバムを聴いてみる~Sexy Zone「one Sexy Zone」編~

近藤真彦さんがデビュー35年だという。それはめでたい。とてもめでたい。35年、辞めずに続けてきたのは祝われるべきことだ。ついでに、ここ数年は二分されていたジャニーズのメンバーもFNS歌謡祭*1ではほぼ全員が集合して、ジャニーズの長男たるマッチ先輩のアニバーサリーを祝った。諸々合わせて非常にめでたい。
めでたいのだが、そのFNS歌謡祭を見ていてあることに気づいた。今年35周年の近藤真彦さんは、つまり35年前はデビューしたてのピチピチな新人アイドルだったのだ。当たり前のことだが、マッチ=偉いおじさんという認識でしかなかった自分にとっては、VTRの中の近藤真彦少年が不思議だった。坂本昌行さんの誕生日にも同じ話をした気がするが、やっぱりおじさんは生まれた時からおじさんだったような気がしてしまうから仕方ない。
Myojoがジャニーズメンバーのジュニア時代について10000字インタビューの連載をしているが、あそこまで大風呂敷を広げてしまうと本気で掘り下げるのは素人には手に負えそうにない。ということで、ジャニーズの「ファーストアルバム」を聴き比べてみることにした。この動機でいきなり若者に行くのかよ、というツッコミが来そうですが発売が記憶に新しい、Sexy Zoneのファーストアルバムから聴いていきます。テーマは、「誰もがみんな、新人だった」!






Sexy Zone『one Sexy Zone*2

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◆01_完全マイウェイ

作詞:zopp/作曲:大隅知宇/編 曲:鈴木Daichi秀行
ジャニーズだとNEWS・テゴマス関連でよく名前を目にするzopp先生の作詞。zopp先生らしく勢いがあって明るく深いメッセージのない歌詞ですが、何も考えずに腕を振り回していられる曲。歌割はだいたい年上で歌唱力もある中島健人菊池風磨と他の三人で分かれている様子。この基本の歌割はこのアルバム全体で見られます。

◆02_Silver Moon

作詞:上中丈弥/作曲:川口進, Christofer Erixon, Joakim Bjornberg/ 編曲:生田真心
関ジャニ∞には「昭和と平成跨いできました♪」と言わせたTHEイナズマ戦隊上中丈弥作詞。夜空で輝く月をしっとり歌い上げます。少女向けアニメの主題歌のような乙女チックさ。ソロパートは歌える中島菊池に集中しますが、盛り上がっていくまっすぐな明るさは年下チームの高い癖のない声がいい魅力です。

◆03_Lady ダイヤモンド

作詞:松井五郎/作曲:馬飼野康二/ 編曲:船山基紀
初期のSexy Zoneの声はとにかく松島聡くんの高く素直な声が生かされていて、そこに大人の声になりかけた(と言っても今と比べると安定していない)年上二人のソロが入って本当に面白いのですが、特にこの曲は松島くんが良い!サビがかなり高いこともあありますが、Aメロで中島菊池のソロに入っていく子供の声がいい味出しています。お子様チームはマリウス葉君のフェイクも可愛い。

◆04_IF YOU WANNA DANCE

作詞・作曲:Shusui, Anders Dannvik /編曲:中西裕
カッコいい、かなりストレートにセクシーなダンスナンバー。Sexy Zoneのファーストはメンバーの若さが一番の特徴ですが、このセクシーな英語詞を当時12歳のマリウス君にネイティブの発音で歌わせてしまうアンバランスさがたまらない。この曲でもうひとつ目立つのは菊池風磨さんのラップ。嵐の櫻井翔さんを尊敬する先輩に挙げている菊池さんですが、確かにこのラップには20歳前後の櫻井さんを感じます。

◆05_rouge(菊池風磨)

作詞:ケリー/作曲:Steven Lee, Drew Ryan Scott/編曲:川端良征
そんな菊池風磨さんのソロ曲は、櫻井翔路線かと思いきや先輩に例えるなら赤西仁さんのような雰囲気です。それを鼻にかかった低い声で、緩く流れるように歌っているのがなんともセクシーですね。菊池さんはここでもラップを披露。なんだかんだ能力の高い人なので、きっちり歌いながらも個性的。この声にはどうも退廃的という言葉が似合います。(※リプライでご指摘いただいて修正しました。失礼しました。)

◆06_GAME

作詞:ケリー/作曲:渡辺拓也/編 曲:mia
イントロがちょっとラテン?これもセクシーで、NEWSの「愛のマタドール」を思い出します。後にシングルでもトランプに例えて三角関係を歌うSexy Zone、この曲も恋愛の駆け引きをトランプゲームに例えています。アルバム全体を聴くと年下チームの若い時しか出せない声を前面に出して年上チームにはソロ曲を入れることでフォローしている印象なのですが、この曲は中島・菊池、そして佐藤勝利くんの声が目立っています。

◆07_君と…Milky way

作詞:松井五郎/作曲:Steven Lee/ 編曲:石塚知生
Aメロから中島・菊池・佐藤のソロで繋いでいきますが、テンポが遅いので誤魔化しがきかないところを技術のある中島・菊池コンビがカッコつけてカッコよく歌っていきます。その分、佐藤勝利くんの歌い方のぎこちなさが目立ってしまうところでもありますが、技巧的でない勝利ぽんの歌声はすとんと胸に飛び込んできます。

◆8_Sexy Zone

作詞:Satomi/作曲:馬飼野康二/ 編曲:CHOKKAKU
ジャニーズのデビュー曲、馬飼野康二、CHOKKAKU、ときたらもう外れはありません。すべてが大正解です。MildもWildになります。Sexy時代の幕開けです。地球も高橋颯くんも回ります。大人の決めたやり方が正解かどうかはわかりません。ある意味昭和でShowは無理!よりもインパクトがあるブッ飛び加減。高音域はやはり若い松島マリウスが目立ちますが、中島菊池もなかなか高いところまで頑張って出しています。実はセンター佐藤勝利くんは「セクシーローズ(囁き)」以外はあまり目立つところがなかったりする。いや~やっぱりアイドルのデビュー曲は景気がいい!

◆09_Don't Stop Sexy Boyz(Sexy Boyz)

作詞:Jinny/作曲:Andreas Carlsson, Samuel Waermo/編曲:河合英嗣
2014年にグループ再編が発表されたSexy Zoneファミリーですが、それでマリウス葉君がセンターになったユニットSexy boyzの原案とも言える、松島聡くんマリウス葉君がメインで同年代のジャニーズジュニアを従えたユニットです。ほぼ中高生ジュニアのユニットなので、ジャニーズらしくユニゾン歌唱。

◆10_きみを離さない きみを離れない

作詞:佐藤勝利/作曲:岡村洋佑/編 曲:生田真心
中島健人菊池風磨にはソロ曲、松島聡マリウス葉にはSexy Boyz、ということでセンターなのに声が目立たないので音源だけだと意外と存在感がなかった佐藤勝利くんの作詞にしてメインの曲。「月」「太陽」「地球」「星」というなんだか規模の大きいワード、そして「きみ きみ きみ 離れない 仕方ないだろ」という華麗な開き直りっぷり!さすがはMr.Sexy Zoneです。

◆11_We can be one

作詞:Satomi/作曲:Carl Utbult, Chris Meyer, arrow-/編曲:Carl Utbult
イントロは当時のメンバーの年齢を考えるとかなり背伸びした雰囲気に聴こえましたが、サビまで行くとだんだん明るくなります。ちょいちょい入ってくる気だるげな菊池さんがとても良い。「同じ時代にこの同じ地球で/終わりなき未来を/目指す仲間さ」というフレーズに地球上のあちこちで生まれたメンバーが揃っているというスケールの大きさを感じさせられる(つっても100%マリウス君のおかげですけど)。

◆12_Teleportation(中島健人)

作詞:MEG.ME/作曲:Steven Lee, Drew Ryan Scott/編曲:河合英嗣
中島ラブホリ健人さんのソロ曲は「CANDY ~Can U be my BABY~」がそのパフォーマンスの素晴らしさであまりにも有名ですが、東京にいる中島さんが遠くへいるキミへの元へと「テレポーテーション」すると歌うこの曲もなかなか……リアルな恋愛感情のように中島さんを好きでいるファンが比較的多いようなので、こういうのは嬉しいんじゃないですかね。ラブホリさんは世界観が完成されすぎていてちょっと下手に突っ込めない。

◆13_Sexy Summerに雪が降る

作詞:三浦徳子/作曲:Janne Hyoty, Martin Grano/編曲:鈴木Daichi秀行
真夏にサンタ衣装で狂気の沙汰だと言われ、年末の歌番組では松島くんだけ半パンで外に出されて寒そうだったトンチキの極み!俺はSexy Zoneの世界観はミニモニ。のキャラクターに通ずるものがあるのではと考えているのですが(ブッ飛んだトンチキ、大人と子供、国際的)、つまり「Sexy Summerに雪が降る」=「春夏秋冬だいすっき!」なんですよ。この正気の一欠片も残ってない詞が最高ですね。クリスマスなんて関係ないぜ、一年中愛してるぜ、と言ってることはKinKi Kidsの名曲「愛のかたまり」と同じはずなのに何がどうしてこうなった(笑)最後にメンバーそれぞれからファンへの愛のメッセージがセリフになっているのですが、「愛してるよ」がちょっと訛っている勝利ぽんがいいですね。

◆14_スキすぎて

作詞:亜美/作曲:磯崎健史/編曲: 清水哲平
小中学生女子のロコドルが歌っていそう。あんまり規模の大きいライブには向かない気がします。完全にコンサートでの披露を前提にした盛り上げ曲ですが、音源で聴いてみるとファーストコンサートで使われていたものよりもバックのアレンジを凝ってみているようです。この曲でもメンバーそれぞれのセリフ部分があるのですが、英語を割り振られたのがマリウス葉君の他に菊池風磨さんがいるのが注目ポイント。やっぱり菊池さんの路線はインテリな赤西仁なのかもしれません。

◆15_今日はありがとう

作詞:三浦徳子/作曲:Takuya Harada, Samuli Laiho, Pessi Levanto /編曲:佐藤泰将
タイトルから想像できる通り、まあそうでしょうなって感じでコンサートの最後に来てくれてありがとうとちょっと大袈裟に湿っぽく歌うための曲です。そのためテンポが遅い。歌い出しのソロを任された勝利ぽんの揺らめくような声が不安定なのが、本当に戸惑う感情を歌っているようでいい。

◆16_名前のない想い(中島健人菊池風磨)

作詞・作曲:森大輔/編曲:森大輔
ジャニーズにおけるシンメ文化をここまでわかりやすく説明してくれた曲が他にあるでしょうか。「運命よりも近くて/奇跡よりも確かな/名前のない そんな想いが/僕らをつないでる」ジャニーズでのシンメと呼ばれる存在は、一蓮托生の相棒にも関わらず、自分で決められるものではないそうです。ただダンスで対になるだけでなく、シンメとしての人気が上がれば二人で高みを目指してきくこともできます。「小さな痛みさえ/分け合うことが僕の願い」十代でグループの年長組かつ人気メンバーとしてデビューし、今もシンメトリーで踊っている中島さんと菊池さん。歌にも当て書きというものがあるのなら、それはこの曲のことだろうと思います。

one Sexy Zone (初回限定盤)

one Sexy Zone (初回限定盤)






ということで、次に更新できるのがいつかはわかりませんが、こんな感じでジャニーズのファーストアルバムを聴いて記録することにしました。ファーストアルバムは一番最初にグループの方向はこれだとファンに見せるための一枚。どれも面白い予感がしています。



(追記12/27)リプライでご指摘いただいて「rouge」について修正しました。ありがとうございました。新規ファンなもんで、どうしても勘違いして覚えていたことや知らないことは出てくると思うので、何か見つかったらこっそり教えてください。いや〜このシリーズ前途多難だな!ちゃんと時間取って調べます…。

*1:2014年12月3日放送

*2:リリース:2012年11月14日

*3:1994年3月13日/当時18歳

*4:1995年3月7日/当時17歳

*5:1996年10月30日/当時16歳

*6:1997年11月27日/当時14歳

*7:2000年3月30日生/当時12歳

ジャニオタが見るWaTライブDVD~小池徹平ペロペロの記~

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WaT、というユニットがある。
男性二人組、ウエンツ瑛士小池徹平によるギターデュオだ。現在はほとんどユニット活動をしていない。ウエンツは主にバラエティ、徹平は主に俳優業に勤しんでいる。かといって解散したわけでもないのでファンクラブはあるらしい。

WaTオフィシャルサイト→http://www.watfc.com/
Wikipediaはこちら→http://ja.m.wikipedia.org/wiki/WaT



なぜジャニオタの自分が現在活動していないWaTに興味を持ったかというと、Twitterでフォローさせてもらっている某長野担の方が長年のWaTファンで、度々のステマについ負けてしまったのだ。そんな訳で、(許可は得ていませんが)散々WaTをステマしてくれた三太さんのWaTファンに新規参入するにあたり超参考になる記事を貼らせていただきます。マジでダメだったらリプください(笑)

本当にこれだけは言いたい、俺はWaTを好きになるつもりはまったくなかった。まともにWaTを知る前にDVDを買っても超ハマる。仕方ない、小池徹平はきゅるんきゅるんに可愛いのだ。そしてステージに立つウエンツはどこまでも美しいのだ。
ということで、予備知識のまったくないWaTのライブDVD感想いくよ~







WaT Entertainment Show 2006 ACT"do"LIVE Vol.4

WaT Entertainment Show 2006 ACT“do”LIVE Vol.4 [DVD]

WaT Entertainment Show 2006 ACT“do”LIVE Vol.4 [DVD]

オープニング映像で2004年からのWaTの成長がダイジェストで見られる。芝居パートとライブパートがあるので、まずライブパートから。
意外と狭いホール(品川プリンスホテルステラボール)でのライブ。すでに紅白出演歌手なのに!近い!バックバンドも近い!
持ち歌もまだ少なかったのか、ライブは11曲のみ。ジャニーズのアホほど長いコンサートに慣れていると少し拍子抜けではある。衣装は半袖のTシャツにボロボロのジーンズ。バンドマンっぽい出で立ちだが、徹平の可愛らしい歌声とウエンツの甘い声が合わさってミルクチョコレートのよう。二人ともわりと高音域で、優しい声をしているのでこの甘ったるくてきらきらしい世界観が似合う。こんなに可愛い「盛り上がっていくぜー!」を聞いたことがない。
WaTは二人で曲を書いているのだが、当時の二人の年齢もあってか、歌詞には粗削りで若々しい言葉が並ぶ。それなのに独り善がりにならないのは、子役からの長い芸歴を持つウエンツとジュノンボーイ出身という限りなくアイドルに近い扱いだった徹平という組み合わせの背景にあるのかもしれない。WaTはこの時点から一つ一つにものすごく自覚的に動いているような印象を受けた。
『僕らの居場所』では徹平のブルースハープがエロ可愛い。というか徹平はマイクを持っているだけで可愛いです。マイクデカすぎ。徹平の顔小さすぎ。「僕らはいつもここで待ってるから/君の顔を見せて話して下さい/僕らはいつもここで歌ってるから/全て伝えるのなんて難しいけど」まっすぐで天才的にファンの心を掴む歌詞。基本的に「僕」を一人称に使う歌詞は優しくて繊細な「男の子」の姿を想像させる。
MCではバラエティの住人のウエンツと大阪弁の少し乱暴な徹平。綺麗な上に面白いハーフと可愛すぎる関西人。ライブは全体的にウエンツの煽りがリードしている印象。冷静にライブをコントロールする役割なのだろうか。そしてウエンツ、意外と丁寧な歌声。バラエティのウエンツしか知らない身としてはかなり意外だ。
二人とも演技の経験があるので、やっぱり感情がこもっている。それにしても徹平が可愛い。徹平が可愛いしか言ってないけどとにかく徹平が可愛い。ヒマワリのように明るくてキュートな笑顔の徹平。ああ可愛いという以上の言葉があればいいのに!徹平可愛いな!個人的には徹平は『5センチ。』でAメロのソロで「オヤスミ」と言う瞬間が一番良い表情をしていると思った。鬼のようにリピる。
路上から出てきて、デビューして、紅白に出て、変わっていくファンとの距離や風景に対して、素直な言葉を並べるウエンツの話が、まったくその背景を知らない身でも胸に刺さるものがあった。ウエンツ、見直した。
芝居パートは「スーサイド ストア」「IOUJIMA」の2つの作品が収録。「スーサイド ストア」は共演者の数人いるシチュエーションコメディ。と言い切っていいかわからない感じのブラックさで、どうやらスーサイドストアとは、組織的な自殺希望者の集まりのようです。ウエンツのアドリブに対し「ぶりっこしても可愛くないよ」と吐き捨てる徹平が見所。「IOUJIMA」は、タイトルからわかる通り、大平洋戦争時の硫黄島での話。ウエンツと徹平は別れ別れになっていた幼馴染で、生きるために米兵となったウエンツは硫黄島で死にかけた日本兵の徹平と再会する、というだいぶ重いシチュエーション。ジャニーズ舞台のように本人の名前が役名なので、けっこうサクッと入り込めます。汚れて死にかけた徹平がペロペロ。登場シーンから塹壕からフラフラの状態で出てきて倒れ、「アッ……アアッ……アアン……」と喘ぐ徹平がマジでヤバイです。ごめん徹平、完全にそういう目で見ている。このくだり書くかマジで迷ったんですけど、まあそこを躊躇うなら今さらなんで書いちゃう。意外と小心者なので、キモいとかウザいとか心の内に納めて素早くリムってくれ。だって徹平が可愛すぎるんだよ。見ればわかる!




WaT LIVE TOUR 2008"凶×小吉=大吉ツアー"at 日比谷野外大音楽堂

WaT LIVE TOUR 2008 “凶×小吉=大吉ツアー”at 日比谷野音 [DVD]

WaT LIVE TOUR 2008 “凶×小吉=大吉ツアー”at 日比谷野音 [DVD]

今度はオープニングから衣装もだいぶポップな水玉。ズボンの丈は、ウエンツが少し脛が見える程度、徹平は半ズボン。徹平の半ズボン!!二人ともとても可愛らしくておもちゃのお人形のようです。『Ready Go!』で二人揃って右手を上げてポップアップしてくる姿は完全にアイドルスター。曲数もなんと20曲!なんだか洗練されてきています。スカパーの中継も入っていたそうで、当時のスカパーがどんな状態だったのかよくわからないんですけど、そういう意味でもちょっと気張っていたのではと感じました。
この曲でわかったけど、徹平の歌声はジャニーズWEST重岡大毅さんに似ているんだな。甘くて優しい声だ。
これは収録日が雨だったようで、客席はみんなカッパを着ている。ここで違和感を感じたのは、客席をよく映すこと。アイドルファンをやっていると他のオタクの姿を見て喜ぶオタクはほぼいないらしいとどうしても気づいてしまうのですが、WaTファン的にはこれはアリのラインなのか気になるところ。自分で金出してライブDVDを買うのなんてジャニオタになるまでなかったので普通のアーティストがどうしてるのか無知なだけかもしれませんが、熱のこもった場の空気が伝わる一方でそこにいられなかった自分を意識させられる人もいるだろうなと思った。
2006年のDVDと一番変わっているところは、二人のビジュアル。ウエンツは少し長めの髪にカールがかかってウエンツのくせに王子様っぽい。徹平は茶髪で前髪だけが少し長め。汗と雨で額に張りついているのがまあたまらんですね。雨の野外コンサートは演者も客も気合いが違うので誰がやってもだいたい神回ですが、このライブは本当に良い空気だったんだろうと察します。ファンのクラップも揃っている。
『オトナシ』というウエンツがメインの曲で二人が身体的に接触する場面があるのですが、そこでキャーキャー沸くあたりオタクはどこの界隈でも同じ需要なんだなと思います。そして、それを完全にわかってやっているWaTの芸能人ぶり……ウエンツ「雨なんかは気にする~♪」徹平「全然気にしたらあかんでー!」のアドリブ最高。
個人的に驚いたのは、ウエンツのソロ曲で実写版「ゲゲゲの鬼太郎」で主演したウエンツの映像が出てきたところ。ウエンツの鬼太郎が美しい。時間ができたら鬼太郎も見てみたいもんですね。公開された時に「あの顔で鬼太郎かよww」と思ってごめんよ。
WaTのすごいところは、本職のアイドルでもないのに「女の子に見られる上でどういう需要があるか」を本人たちが察知して実行しているところだ。客のほとんどは女性、しかしステージ上ではWaTの二人だけの空間のように演出している。客に喜ばれるならスキンシップも厭わない。アーティストとしてギターを片手に出てきた二人組で、こういうことができるのはそれだけで勘がいいし、妙に面倒なアーティスト病の臭いがしなくてとてもいい。それを一番感じたのは、80年代アイドルのパロディのようなレースとブーツカットの派手な衣装と鉢巻きで登場した『TOKIMEKI☆DooBeeDoo』。ちなみにウエンツが水色で徹平がピンクです。可愛らしい。

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※イメージ画像

わりとマジでこんな感じだった。恐らくギャグのつもりなんだろうけども、プリティーな衣装でマイクを手に踊っている姿がまともに成立しすぎていて笑えない。徹平ちゃん超可愛いですね。CMタイアップ曲で、CM内でWaTが扮する架空のアイドルユニットだそうです(Wikipediaより)。いや~あの手越だって子猫ちゃん止まりなのに「僕の大好きなイチゴちゃん♡」ですよ。イチゴちゃん。ハロプロ研修生の史上最強変態ソング『彼女になりたいっ!!!』でもイチゴのベッド止まりだからな。イチゴちゃん♡でポーズを決める徹平の可愛さプライスレス……。
このDVDを見て感じたのは、音楽以外の芸能活動をしているWaTのタレント性と、躾と教育の行き届いたWaTファンの存在。新曲披露にこれだけきっちり応えられるファンを持っているのは大きいんじゃないでしょうか。余計な所では叫ばない、声を出す所では全力で出して拍手を絶やさない。素晴らしいと思います。
Disc 2にツアードキュメンタリーが入っていたんですけど、そこに関しては微妙だったかな。やっぱり「カワイイ男のコ☆」をカワイクする技術はジャニーズが日本一。WaTは可愛らしく微笑ましい二人組なので、もうちょっと撮り方があるだろう!と思った。




My Favorite Girl -The Movie-

WaT My Favorite Girl -The Movie- [DVD]

WaT My Favorite Girl -The Movie- [DVD]

WaTの主演映画と初期のPV集。アイドル映画なんで、まあ話はびっくりするほど面白くないラブストーリーなんですけど、ファンサービス的に入浴シーンがあったりします。(あまりにも面白くなかったんで映画は途中で断念した。面白くなかったけど原案がご本人らしいのでまあいいんじゃないですかね。)
せっかく買ったもんを面白くない面白くないと言うのも悔しいので、PV集の話でもします。まずは彼らのブレイクのきっかけにもなった『僕のキモチ』。真夏の撮影だったそうですが、冬のラブソングなので冬服。メインのリップシーンは冷凍倉庫での撮影で、白い衣装を来たお二人が白い息を吐きながらギターで弾き語りします。とてもピュアでイノセントな印象。初見では「NEWSっぽい」と思いましたが、WaTに感じるNEWSっぽさは真っ白な衣装が似合うこと。特にウエンツが色白なので似合いますね。爽やか!
次は『5センチ。』、ファン人気が高いというちょっとヤンデレ気味な彼女とのラブソング。これまた冬の話なので、まさかのスキー場で弾き語り。80年代アイドル並みのものすごいシチュエーションでの歌唱です。PVのほとんどがウエンツと徹平のスキー場で遊んでいる様子というのもすごい。こいつら「5センチも離れていられない」彼女を置いてどこに行ってるんだ、という突っ込みも忘れるほど普通に遊んでいます。最初の方でハーモニカを両手で包んで吹く徹平がキュート。
Hava Rava』は一転して夏の海の家でバイトする二人。どうやら失恋して自棄になって海の家にバイトに来たものの、なんだかんだ男二人で楽しくなっているというおバカっぷり。見所は男女グループが楽しそうに花火をしている横で二人寂しく花火していたのに最終的にけっこう派手な火花が出るやつを振り回しているシーンと焼きそばをつまみ食いする徹平。
ボクラノLove Story』は『僕のキモチ』と同じく白の衣装ですが、こちらは少しフォーマルで、どうやらウエディングをイメージしているようです。ウエンツが白のグランドピアノを弾き、徹平が椅子に座ってギターを弾く。ビジュアル的にはザ・王子様です。
個人的に好きな曲は『Hava Rava』ですかね。CDも何枚かレンタルして聴いてみたんだけど、ポップで明るい華がある曲です。







そんな感じでダラダラ書いていたWaTの映像作品の感想でした。CDの特典映像も面白かったから、少しでも興味のある方はぜひどうぞ。徹平ペロペロ……。

「苦楽を共にしている女性アイドル」を聞かれてハロー!プロジェクト・キッズを紹介してみた

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ジャニーズのグループはJr時代から苦楽を共にしているから、結束力だったりファミリー感が強い印象があります。わたしは女の子のアイドルに詳しくないんですが、女の子グループでもそんなグループあるんでしょうか

このAsk.fmでの回答が長すぎて切れてしまったので、改めてブログで書くことにしました。長いです。





ハロー!プロジェクト・キッズというものをご存知でしょうか?2002年春に「小学生限定」で行われたオーディションで選ばれた、いわゆるモーニング娘。の妹分のアイドルたちです。
当時のモー娘。ハロプロは全盛期。何より、ミニモニ。のキャラクターやグッズが小学生女児にウケたことで、子供たちの憧れの存在ともなりました。「私も辻ちゃん加護ちゃんみたいになりたい!」そんな女の子は、当時どこの小学校にもいたと思います。たくさんの子供たちのキラキラした小さな夢たちは、オーディションに合格した15人の少女に託されました。それがハロー!プロジェクト・キッズです。彼女たちはジャニーズジュニアと同じように、先輩のバックダンサーを務めた後、「Berryz工房(ベリーズこうぼう/以下ベリ)」「℃-ute(キュート/以下℃)」という二つのグループに分かれてデビューすることになります。

さて、その中から、現在残っているメンバー12人を年齢順に紹介したいと思います。名前の前が○のメンバーはベリ、●のメンバーは℃。


清水佐紀(しみず・さき)

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1991年11月22日生まれ。オーディション当時小5、現在22歳。小柄でダンスの得意なBerryz工房のキャプテン。最近はなんかエロい女教師みたいな雰囲気がある。ももちと合わせて小柄な最年長二人を指して「お姉さんズ」と呼ばれることもある。


矢島舞美(やじま・まいみ)

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1992年2月7日生まれ。オーディション当時小5、現在22歳。メンバーが何人も辞めたことで多少はしっかりしたとても正統派に美人な℃-uteのリーダー。ものすごく性格が真っ直ぐで正しく、真面目な熱血。無名のキッズ時代にスポーツフェスタというイベントでその運動神経を爆発させ、8時だJ初回のマラソンでワンツーを飾った丸山隆平安田章大並みの「誰だお前」「空気読め」というざわつきを残した。


嗣永桃子(つぐなが・ももこ)

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1992年3月6日生まれ。オーディション当時小5、現在22歳。デビュー当時、「歌で 人の気持ちを明るくしたい。きっと人生にくじけてる人がいっぱいいると思うから」とコメントしたアイドルのプロ。最近は「ももち」キャラでブレイク。ハロプロ唯一の教員免許取得者。


徳永千奈美(とくなが・ちなみ)

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1992年5月22日生まれ。オーディション当時小4、現在22歳。色黒で太陽のように明るく元気でおバカなムードメーカー。笑いの中心には必ず千奈美がいる。ざっくり言うと相葉ちゃんとか有岡くんと同じジャンル。脚が長く、スタイルが良い。


須藤茉麻(すどう・まあさ)

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1992年7月3日生まれ。オーディション当時小4、現在22歳。痩せていると志田未来似の美少女だが、最近はだいぶ太り気味。ミスタードーナツでラーメンを食べている姿の目情が流れた。ベリーズの母と呼ばれるしっかり者。最近、急に自撮りに凝り出した。


夏焼雅(なつやき・みやび)

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1992年8月25日生まれ。オーディション当時小4、現在22歳。Berryzの副キャプテン。というか裏番長。まるで夜のお姉さんのような華がある美人。見分けるポイントはアゴが長く胸がないこと。盗撮写真=アンオフィの女王と呼ばれるほど常にビジュアルレベルが高い。


熊井友理奈(くまい・ゆりな)

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1993年8月3日生まれ。オーディション当時小3、現在21歳。どこに向かうかわからない「くまくまトーク」を繰り広げる。実は大学生。公式身長がアンタッチャブルなくらい縦にデカい。180センチちょっとある。Base Ball Bear「(WHAT IS THE)LOVE & POP?」のCMでレモンをかじった美女。


中島早貴(なかじま・さき)

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1994年2月5日生まれ。オーディション当時小3、現在20歳。同のい年の熊井ちゃんと比べるととても小柄な上に内気な子供だったが、相次ぐメンバー脱退を機にキャラ変を図る。が、まだまだ染みついた子分肌は変えられていない様子。


菅谷梨沙子(すがや・りさこ)

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1994年4月4日生まれ。オーディション当時小2、現在20歳。「キッズの本丸」と呼ばれるハロプロの聖域。ジャニーズで例えるなら93年組における中島裕翔のような存在。フランス人形のように可愛かった幼少期からケバい化粧に走ったここ数年まで、ビジュアルの変化がすごい。低音の迫力はキッズ随一。


鈴木愛理(すずき・あいり)

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1994年4月12日生まれ。オーディション当時小2、現在20歳。ベリのエースが菅谷梨沙子なら℃のエースは鈴木愛理。慶応SFCに通う才女で、プロゴルファー鈴木亨の娘。滑舌が悪すぎる。「Piece」「近キョリ恋愛〜Season Zero〜」第12話など、日テレ深夜のジャニーズドラマに出ている。2015年の鈴乃屋イメージモデル。セクシーゾーンのふうまろと噂になってるあの子です。


岡井千聖(おかい・ちさと)

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1994年6月21日生まれ。オーディション当時小2、現在20歳。同い年の同期である菅谷と鈴木がグループのエースである一方で身長が低かったため中島・萩原と共にチビッコ扱いをされてきたが、不屈の精神でエース鈴木とツインボーカルを務めるまでに出世した。初期はボーイッシュキャラだったが、実際に後には「(萩原)舞ちゃんのこと本気で好きだったことがある」と衝撃の告白をしている。岡井ちゃんぶっちゃけすぎだ。ちなみに、それで悩んだ萩原は矢島に相談していたらしい。そりゃそうだ。


萩原舞(はぎわら・まい)

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1996年2月7日生まれ。オーディション当時小1、現在18歳。キッズの最年少であり、みんなの妹分。芸歴が長いため、中学生時代には太ったりやさぐれたりギャル化したりしているが、未だにメンバーからは変わらず妹のように可愛がられている。人気がないと自虐しているが、可愛いのでいいと思う。なぜかフランスで人気がある。





いや〜、なんでキッズってこんなに面白いんですかね!小学生のアイドルが切磋琢磨し喜びも悲しみも共にして育ってきた12年。おじさんは涙がちょちょぎれます。嗣永桃子さんの発言でこんなものがあります。「Berryz工房℃-uteのメンバーとは、もう8年の付き合いになって。何かすごいですよね。 こないだ、お友だちと幼馴染についてお話をしてて、『桃には幼馴染いないなぁ』とか思ったんですけど、こんな近くに、こんな素敵な、幼馴染がたんまりいました(笑)」小学生の頃から苦楽を共にし、そしてオーディションで選ばれた15人から3人しか減ることなく12年半もの歳月を過ごしてきた彼女たちのこと、少しは興味を持っていただけたでしょうか?
ということで、自己満足ですが最後にいろいろ貼っておきますね。お暇な方はキッズの成長をご覧ください。



ハロー!プロジェクト・キッズがんばっちゃえ!」メイキング(2003年)
http://youtu.be/CEC8ReI0V_I

Berryz工房あなたなしでは生きてゆけない」MV(2004年)
http://youtu.be/XYb4LmR9R1w

℃-uteまっさらブルージーンズ」MV(2006年)
http://youtu.be/L9gDX4mfWtY

Berryz工房「友達は友達なんだ!」MV(2010年)
http://youtu.be/DB3rcZiNpL4

℃-uteDanceでバコーン!」MV(2010年)
http://youtu.be/o81L7vv--Ns

Berryz工房×℃-ute甘酸っぱい春にサクラサク」MV(2011年)
http://youtu.be/mtlbWdYGZ0o

Berryz工房×℃-ute超HAPPY SONG」MV(2012年)
http://youtu.be/zhKWrv4G-mo

Berryz工房「永久の歌」MV(2014年)
http://youtu.be/U0URL_-LDqI

℃-ute「THE FUTURE」MV(2014年)
http://youtu.be/aKkEbdif0LE


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舞美ちゃんマイマイちゃんのエピソード教えてください : ハロハロTiME→http://hellohellotime.doorblog.jp/archives/51885270.html







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料理はプラモデル「坂本昌行のOne Dish」

※以下の文章は9月下旬に書いたもののスマホのメモ帳に入れたままUPしそこねていたものです。だいぶタイミングを逃した話題ですいません。



我が家は両親共働きである。小学校高学年の頃に姉が一人暮らしを始め、それをきっかけに一家の夕食の支度は俺の係になった。最初は母が作っておいてくれたものを温め、一緒にサラダを添えるくらいしかできなかった。米の研ぎ方もスパゲッティのゆで方も何度も間違えた。今でも難しいことはできないけれど、家族に食べてもらえるくらいのものなら作れる。俺と料理の仲は、そんなものだ。
そんな俺ですが、今年はファンをしているV6のメンバーが、長野博さんに続き坂本昌行さんまでレシピ本を出したのでこれは大変。男性アイドルのファンになったことで、まさかレシピ本を買うことになるとは。料理のできない奴がアイドルに釣られて買ったレシピ本。それにどう重きを置いて読めばよいのだろう。撮り下ろしのグラビアもあるようだが、俺は坂本昌行さんにビジュアルの美しさを求めていないのです。妙な時期に出費を増やしやがってESSE(One Dishの連載が載っている主婦向け雑誌)のやつめ、とAmazonに支払いをして数日。ようやく届いた現物をパラパラ見て驚きました。可愛い。
坂本昌行がとんでもなく可愛いのです。四十路の男性アイドルをこんなに可愛く撮ってくださるのはOne Dish関連でしかありません。ありがとうESSE様々。表情がやわらかく、法令線の深さがむしろいい方に働いています。しかもレシピのページにまでいちいち小さい坂本さんの写真があるんですよ。ウォーリーを探せならぬまーくんさんを探せですよ。あら可愛い。おじさんニヤけちゃうよ。それにしても無駄に脚が長い。とにかく商店街ロケのオフショットを載せてくれているのが一番ありがたい。石焼き芋を食べるまーくんさん。ほくほく松村北斗くんにも負けない可愛さ。ふーふーしてるよ。トートバッグを持っている姿は完全に有閑マダム。それなのに隣のページでは浴衣姿で男前を見せつけてくる。坂本さん、洋服だと脚の長さに気を取られがちですが、(シーズンにもよりますが)身体をしっかり作っているので浴衣だとけっこうがっちりして見える。個人的に一番良く写って見えたのは薄緑のトレーナー?で前掛けエプロンをしている写真です。
そんな訳で、この記事は長野博さんのレシピ本の時の記事と対にしたくて先にタイトルを決めて書いていたのですが、だいぶ話がズレたのでインタビューページについて触れてみます。坂本さんは素晴らしいスキルブスなアイドルですが、そのスキルは常に日々の努力の下にあります。なぜ坂本さんがここまで努力するかというと、恐らく自分自身の資質にそこまでの自信はないからです。だから一つ一つしっかりと準備をして、納得がいくまでやり込んで、これだけやったならその自分の努力を信用するしかないと、用意万端の状態でステージに向かってくれます。完全な状態へ一つ一つ積み上げていく。そこに繋がるのではと思ったのが「昔からプラモデルを組み立てるのが好き」「できたところがゴール」という言葉。あ、この人はこうやってやり込んでいくことが苦ではないのだな、と再確認させられた気がします。
長野博さんのレシピ本が出てから、いくつか自分でも作ってみた。プラモデル。材料を用意し、書いてある通りに作業する。それが成功する。その面白さを少しわかってきた。美味しいものを作りたい、食べたい、というよりも、説明書通りのものが完成する喜び。料理を義務としてとらえてきた自分には目から鱗の出来事だった。
しかしながら、坂本さんにしても長野くんにしても、作ったその先に誰かにそれを食べてもらって喜ぶ顔が見たいというのが出てこないあたり、まだまだ結婚は遠いんじゃないかと思いました……だいたい、四十過ぎのアイドルグループに料理なんて極めようと思えばどこまでもいけるもんを趣味に持ってる人が二人もいることがおかしい。20th Centuryはおかしい。まーくんさん、さっさと適度な年齢差の方と結婚している姿を見せてくれ。挙式は明治神宮あたりでやってくれればオタクは涙を飲んで見に行くでしょう(笑)

坂本昌行のOne Dish

嵐「THE DIGITALIAN」感想

嵐の15周年、だけどアニバーサリーじゃないアルバムを聴いたのでダーッと感想を書いた。事前に仕入れた情報はほぼジャニーズwebの記事のみ。大野振り付け、櫻井作詞が今回の目玉なのはわかっていたけれど、個人的な好みはそのどちらでもない曲でした。Twitterに書いたものの加筆修正版。





◆1.Zero-G

音源発表直後に一部で「歌詞がエロい?」と話題になっていた、今回のリード曲。デジタルから始まるこのアルバムで最もデジに寄っている曲が最も人間の本能に近い性的なことを歌っているのが面白い。初回盤付属のDVDで公開された振り付けには「人類の進化」を想起させるものもあったので、原始というワードは関係ありそうです。歌詞カードを見ているとほとんど英語の中に入る「ときめき」がファニー。

◆2.Wonderful

イントロで「はいはい、大野ソロだな」と思ったら違いました。この曲もエロですね。惑わされるのではなく惑わす方。さすが嵐、大人のダンディズム。女声との掛け合いはテーマオブカミセンっぽい。

◆3.Tell me why

タイトルは英語だけれど、歌詞は日本語が中心なので耳に入りやすい。なのになぜか洋楽のような印象。スローなバラードに分類されるのかな?終わった恋を歌う歌詞に二番Aメロの相葉→二宮→松本のソロの繋ぎが合っていると感じた。櫻井さんは合いの手とラップに専念?このアルバムは前から後ろに向かってデジタル→ヒューマンに流れていくということで統一感がないシングルの入れどころがぴったりとハマっているのだけれど、デジタル→ヒューマンがボーカルの印象だと大野智櫻井翔になっていくような気がする。

◆4.Asterisk

来ました、作詞・作曲・編曲:100+先生(Believeの人)!順番的にさっきよりもデジじゃねーのかと少し思う。アイドルソングとしてはエレクトロにカッコよすぎてあんまり引っ掛かりはないです。ラップパートの量が多いのが特徴。この文量の多いラップパートで急にヒューマンに寄るような感覚がある。

◆5.Imaging Crazy(大野智ソロ)

大野さんの特徴として、音程の正確さと高音の強さ、感情の乗りすぎないボーカルがあると思うのですが、それにプラスこのソロでは英語の発音の綺麗さが味わえる。この「Do...while」だけずっと聴いていられる。大野智という歌手の恐ろしいのは、高音域が綺麗だとなんとなく歌が上手いことになってしまうので忘れられがちですが、1:08~「捕らえないまま望み描いては」の低音もきちんと歌えるということだと思う。専門的な難しいことはわからんのですが、大野さんは音域は女性並みに高いのに男らしく艶っぽい声だな。コンサートでどう披露するのか(どこが生歌になるのか)わからないのでまだ何とも言えないけど、この曲はまともに歌おうとしたら低いところから急にものすごく高くなるようなんですけど…。

◆6.GUTS !

「弱くても勝てます」主題歌で、たぶん今年の嵐の歌で一番有名なやつ。このへんからだんだんヒューマンに寄っていく様子。冷静に歌詞を見ると「僕らだけの革命」とかなかなか恥ずかしいフレーズだな…。運動会とかでチビッコが踊ったら泣きそうですね。

◆7.Disco Star(相葉雅紀ソロ)

志村けんの動物番組に出ている「相葉ちゃん」しか知らない人には驚くほどの肉食系ぶり。「迷える子羊よ/こっちくればいい」「キバを向いたオオカミは」のフレーズが直接的すぎな気もしますが、相葉ソロでエロ(セクシーではない)というのは軽く革命。過去の相葉ソロで恋愛絡みだと2011年の「じゃなくて」がありますが、「じゃなくて」では好きな女の子を口説けない、いい人止まりの相葉ちゃんでしたが今年の相葉ソロはだいぶ違う。一晩に五人くらい女を抱き捨てていそうな相葉雅紀を見たい方はどうぞ、って感じです。歌詞はエロエロなんですけど、相葉ちゃんの声に人間らしい感情があまりないのでその「抱き捨てる」感じ、ワンナイトの快楽って感じがしました。確実にモテてます。自己プロデュースに厳しい相葉雅紀がこの曲をソロに選んだ経緯は既出ならちょっと知りたい。

◆8.誰も知らない

「死神くん」主題歌。大野さんのドラマ主題歌ということもあるけれど、「Truth」から繋がる嵐の大人度が高いセクシーさがある曲だと思います。メンバーのソロパートでは、二宮さんの「tears & smiles」の乱暴さが淡々とした曲の中に入るといいと思った。「truth」→「Monster」→「誰も知らない」大野智ドラマ主題歌のダークなカッコいいソングの流れはあるのではないですかね。衣装が黒になる系のやつ。

◆9.TRAP

なんだかこのアルバムの嵐は全体的に強気なのですが、とうとう「さぁさ世界のド真ん中/突っ切って行け」なんて言い出したぞ…お前らSMAPかよ…アルバムの中でちょうど真ん中になりますが、意外とまたピコピコめに戻る感じです。ちょっとデジタリアンのタイトルに引っ張られすぎているのでピコピコ度合いで聴いてしまう(笑)

◆10.STAY GOLD(松本潤ソロ)

作詞に松本潤さんご本人が関わっているソロ曲!ショーマストゴーオンと言われるとどうしても階段から落ちる堂本光一がチラつきますが、松本さんも光一さんと同じくジャニーズのステージを作る人の一人。その精神は受け継がれているようです。さすがMJ!ぶっちゃけそんなに好きなやつじゃないんですけど、これだけステージに対しての強い思いを語りながら一人称が強気な「俺」ではなく真っ直ぐな「僕」というのが、松本潤の素直さというか愚直さというか中学生の時から「人を楽しませたい」という思いを持ち続けてきた生粋のエンターテイナーな所だなと。ちょっとこれはあれですね、過去の松本潤作詞楽曲の歌詞も見てみないといけない。松潤ちゃん要素はゼロ。完全にサングラスかけるフラグが立ってるので恐らく映像で見て評価が変わることはないと思う。いや、個人的な趣味ですよ。

◆11.Bittersweet

そんな松潤ちゃん主演のドラマ「失恋ショコラティエ」主題歌。ザ☆アイドルなキラキラソングで、PPPHが超やりやすいです。一番では大野→二宮→相葉→櫻井のソロパートが二番では松本→ユニゾン→ユニゾンになってるのが面白い。一番の松潤は下ハモかな?デジタルっつーかPerfumeなんだよな、リリースの時にも言われてたけど。それもPerfumeの中でもわりと可愛い系寄りの方。「誰よりも/君を」の松潤ちゃんの鼻にかかった声が松潤ちゃん松潤ちゃん。

◆12.メリークリスマス(二宮和也ソロ)

二宮和也による二宮和也のためのアイドルソングのお時間です!いや~ももクロかと思った!ニノミヤこっち来たか!やられた!完敗!「こんなの初めて♡」が成立する31歳職業アイドル!二宮プロさすがっす!何も文句の付け所がない!カワイイって言えばいいんだろ、俺カワイイと思いながら歌ってんだろ、と思いながらも100%カワイイアイドルソングだった。二宮さん、女性アイドルに楽曲提供しようぜ。

◆13.キミの夢を見ていた

今回の新曲では唯一の日本語タイトル。歌詞もほとんど日本語。日本語だからこそストレートに入ってくる言葉があると俺は考えているのですが、コンサートを想定するとアイドルに「君のことをみつけた」と言われたら本当にたまんねえな。ユニゾン歌唱が揃っていて綺麗。

◆14.One Step

これも「One Step」というフレーズ以外はすべて日本語。サビ前で「託して」の一番高いところを歌っているのは二宮さん?ゆったりめのテンポは少し幼く聴こえて可愛らしい。「口笛で参加」、とwebに書いてあったのはたぶんこれだな。3:12~「名前もない/あの風景を/いつか出逢う/果てない夢を」の、大野智を追いかける二宮和也のボーカルの組み合わせの相性の良さ。

◆15.Hey Yeah!(櫻井翔ソロ)

一言で言うと「幸せなら手をたたこう」の櫻井翔バージョンの歌詞。作詞は本人が入っていないのですが、「Let Me Here You Say/いっせいのせい/Hey!我慢しない!」の韻の踏み方が気持ちいい。櫻井翔のリズム感の良さを楽しめる。教室の真ん中で手を叩いて笑っていたクラスのリーダーのサクショウさんがそのまま大人になったような感じ。櫻井さんはメロディーだと幼いというか甘い印象になる。「小さいこと気にせずに宇宙から見な」という歌詞は嵐の「身長差のない恋人」も似たフレーズがあるけど繋がりがあるかは不明。

◆16.Hope in the darkness

イントロでオーオー言ってるんでどうしてもサッカーのイメージを受けるんだけど、歌い始めるとガラリと印象が変わる。たぶん二宮松本のハモりがあるように聴こえるんだけど(「大地にそっと咲いた花のように美しく」とか)、間違っていそうだな。「満天の星のように/生まれた神秘」の松本ソロパートがどうしようもなく松潤ちゃんだった。二宮ソロパート「未開拓な」が子供っぽい。うん、嵐が言うなら素晴らしき明日はあるんだろうよ、と思いました。で、なんでタイトルは横文字にしたんだよ、そこは「素晴らしき明日へ」でいいだろ…。

◆17.Take Off !!!!! <BONUS TRACK>※通常盤のみ

櫻井翔作詞!っていうだけでこの曲は得をしているところがあるけれど、そんなにいいもんかっつーとアレンジの妙な気もする。ラップはないらしいのに速さのせいかラップの気がしてしまうAメロ。サビはアニソンっぽい。タオル振り回し系。「5つの輪の向こう」は完全に幼児向け変身アニメのにおい。嵐ってヒーローなんだな。





全体で言うと、そんなに音源だけで惹かれる曲はなかったんですけど、やっぱり二宮ソロがズバ抜けてキラキラしていていいよなあ…。アイドルに求めてるのはこれだよ(笑)
前半から後半へ大野(大人、艶)→櫻井(野性的、いたずらっぽさ)の流れに他の三人が声の役割毎に入れられている印象。ask.fmで他の三人の声についても書いてくれと投げ込まれていたのでちょっと書いてみると、女声並みの高音に艶のあるシックな大人の大野、リズム感が良くラップでは低音で力強く言葉を刻んでいくのにメロになると急に甘ったるくなる櫻井、感情的でない声が今回のテーマの一つのデジタルに合う相葉、言葉の切り方がぶっきらぼうでしゃくりが多い二宮、低音部担当ながらもその真っ直ぐな拙さがどこか幼さを感じる歌声の松本、という印象です。数年前から二宮和也松本潤のハモりも強化している嵐ですが(二宮→上ハモ、松本→下ハモ)、今回のアルバムでもちょこちょこそんなところが見つかりました。そもそも嵐で二番目に歌える二宮さんと、限りなくドベに近い松潤ちゃん。ごめんよ松潤ちゃん。でも上手くなってると思うよ松潤ちゃん(技術の進歩かもしれないけど)。相葉ちゃんの声が特徴的すぎてハモりに向かないのでこの二人になったのだろうけど、やっぱり松本さんがなあ。嵐の声のアイドル成分は70%くらい相葉ちゃんが担っているので、後はとにかく松本潤が音痴脱出したらかなり変わりそう。櫻井さんも音痴寄りというか小学生の合唱みたいな感じだけど、翔さんにはラップという伝家の宝刀があるから……松潤ちゃんボイトレ頑張ってください(笑)
今最もアルバムの売れるジャニーズが15周年というどうしても気合いの入る年に出すオリジナルアルバム、なかなか楽しかったです。あの腰の重いことで有名なジェイストームが特典にダンスショットとメイキングを付けたことはだいぶ評価していいと思います。ジェイストやればできるんじゃねえかよ、おかげでV6のシングル特典が陰薄くなっちまったじゃねえかよ…まだ一回しか見れていない「Sky's The Limit」特典…。振りが完成されていない状態で確認していく作業が見られるのは新鮮だった。嵐らしさ=ちょいダサ小物感だと思うんで、ピコピコしないアルバムが出たらがっつり食い付きたいと思います。アイドルがちょっと壮大な話をし始めると引いてしまうタイプです。

男ジャニオタ3年、「副担当」ができました。

ジャニオタ生活4年目を目前に控え、俺は嵐の櫻井翔さんをいわゆる「副担当」に据えることにしました。ジャニオタ用語で「担当」とは最も好きなタレントのことを表します。「副担当にする」、というのは、要するに俺がジャニーズで二番目の男に櫻井さんを選んだということです。ちなみに「担当」こと一番目の男はV6の坂本昌行さんです。





Twitterなどで以前からフォローしてくださっている方はご存知かとは思いますが、俺はだいぶ前から櫻井さんと同じ嵐に所属するの松本潤さんを「松潤ちゃん」と呼び、ひたすらカワイイと愛でてきました。その中で、アイドル松本潤に長きに渡って大きな影響を与えてきた人物の存在に気づきました。それが櫻井翔さんです。そのへんについては今年の1月に強化月間をやったので割愛しますが、とにかく俺は「思春期の松潤ちゃんに影響した男」として櫻井翔を認識し直しました。嵐というとても有名なグループのメンバーである櫻井さんは、それだけでなくお友達が多く休日も活動的ないわゆるリア充で、とにかく俺にとって一番に興味を持ちたいアイドルではないはずでした。そもそも俺がジャニーズアイドルを好きでいる姿勢はわりとサブカル寄りというか、ありきたりでないものを好きな自分に酔うためにジャニーズファンをやっているようなところがあります。櫻井翔というド級にメジャーなアイドルは完全に興味の範疇ではなかったのです。
ところがどっこい、櫻井さんは知れば知るほどマイノリティーを突き進んで来たアイドル、いや、アイドルとしてだけでなく、一人の人間として誰も見たことがない荒れ地を切り開いていく人生を歩んで大人になってきた男でした。誰もが知っているはずの、「明るくて爽やかで勤勉な櫻井翔」は彼の一面にすぎず、その裏には荒々しくギラついた野心を燃やす一人の働く男がいました。「アラシゴト」のインタビューで、櫻井さんはこう語っています。

考えたらオレ、光GENJI大好きだったんだよ。ローラースケートはきてよくマネしてた。でもオレが育ったのはそういう世界を否定するような環境だったから。あこがれる一方で、「ああいう人にはなっちゃいけないんだ」みたいな意識もあったんだよね。でも実際に今、そのあこがれに手が届くところに立ってるんだって思ったら、もう気持ちをおさえられなかった。母親は反対しなかったよ。「やりたいようにしなさい」って。オヤジは基本は反対だったみたいだけど直接いってはこなかった。もちろん今はすごく応援してくれてるけど。

実は、俺は小学校までわりと櫻井さんと似た環境にいました。習い事で会う子は地元の学校へ通って泥だらけの体操服でランドセルを背負っているのに、自分はいつもすました半ズボンなんかはいている。どこにいてもよそ者のような気がしていました。いろいろ考えて、結果的に俺は中学受験という形で外の世界に出てみました。中学から入った学校で、俺は伸び伸びと自分らしくいられている気がします。エリートになりきれなかった、俺は挫折した人間なのかもしれない、というコンプレックスのような意識も、正直あります。エスカレーターの途中で飛び降りたことにまったく後悔がないとは言えませんが、この自分で選び自分の力で入学の切符をもぎ取った中高で過ごしたことが、いつか自信になると思いたいんです。
このインタビューを読んだ時、俺はその頃の、小学校の頃の自分を思い出しました。俺にとっての櫻井翔は、もしかしたらそうなっていたかもしれない自分を、理想的にカッコよくした姿なのです。ああ、この人は俺だ。そう思いました。本当におこがましいことです。けれど、櫻井さんと俺を繋ぐ「学校」は、俺にとっても櫻井さんにとっても、大きな存在で大切なものです。いろいろ理由はありますが、最終的に俺にとっての櫻井翔さんが「副担当」にまで上り詰めてきたのはそこだったのかもしれません。なんだか母校愛なんて気持ち悪い話になりますけども(笑)、自分とまったく違う育ち方をしている坂本さんを見て、それから櫻井さんを見て、そういう掛け持ちも面白いんじゃないかなと思います。ちなみに、その揺れてきた気持ちを最終的にダメ押ししてくれたのは2006年の嵐のコンサートDVDでの「COOL & SOUL」です。まだこのDVD見終わってないのに、6曲目でゾクゾクきてしまった。かっけえんだよ嵐。
そんな訳で、ジャニオタ生活3年弱、「副担当」ができました。これからどうなっていくのか自分でもわからない。

短歌歴3週間のアイドル短歌

アイドル短歌、芦屋こみね(id:ashiyakomine)さんの企画に触発されて始めてかれこれ3週間。短歌=万葉集俵万智、というレベルの人間がびっくりするほどハマりました。始めて何かルールを覚えて、それを試行錯誤して使いこなせるようにしていくこの感覚がたまりません。元々、言葉も古文も好きですが、自分で短歌に触れてみるにあたって「アイドル」を一つクッションに置いてみたらちょうどいい距離感で詠めるようになってきました。

ゴタゴタ書きましたが、つまりはアイドル短歌が溜まってきたんでブログでまとめておこう、ということです。ほぼ詠んだ順。





友達が僕より偉く見える日はサボらないよ誓った鏡(ジャニーズJr.)

「来年も一緒の夏を過ごそうね」恋より苦い遠い約束(ジャニーズJr.)

この時が止まってしまえ永遠に ペンライトは海 潜っちゃいたい(ジャニーズJr.)

初めての「アイラブユー」は誰でもない不特定多数の君への愛だ(ジャニーズJr.)

胸弾む 渋谷 横浜 六本木 輝く背中 前にステップ(ジャニーズJr.)

運動会修学旅行に彼女と海やれなかった今日間違いじゃない(ジャニーズJr.)

「出ちゃいなよ」右も左もわからない 右と左にあなたがいたんだ(佐藤勝利)

憧れた彼にはなれなかったけど 僕には僕の笑顔と知った(松本潤)

盾になり槍になり君を傷つけない 悪魔に魂売ったんだもん(二宮和也)

笑ってはまたその度に増える皺 僕の目尻に刻まれた幸せ(相葉雅紀)

孫の顔なんておそらく不慮の事故でしょうがこれが選ぶ我が道(櫻井翔)

浮いている2センチ下のステージが白く光って弾き返した(大野智)

おしるこのおってどうしてつくんだろ アロハを着たらそんな話を(嵐)

繭の外 柔らかな俺を連れ出した あの人の手で造られた怪物(東山紀之坂本昌行)

「いい人」と言われることもあるけれど「いい人」なんかで帰すわけない(長野博)

シャンプーのにおいできっと思い出す さらりと触れた小さな頭(井ノ原快彦)

寂しいと死んでしまうと鳶色の瞳が見つめ息を重ねた(森田剛)

ぬいぐるみ、ショートケーキと結んだリボン 隣にボクも並べてちょうだい(三宅健)

すらすらと動く唇「じゃん」「じゃん」と 「なんでやねん」が遠ざかるみたい(岡田准一)

風を切り背中に感じる君の脚 骨と筋肉 それから音楽(V6)

「どうしてよ なんで友達になれないの」仲間という意味 知る前のこと(中居正広香取慎吾)

どの花も綺麗だなんて言うけれど君の花束僕を入れてよ(ジャニーズJr.)

泣きぼくろセクシーなのはどうしてか君の涙も吸いとったから(錦戸亮)

一億人 敵の数には不足ない 愛の告白よりも強いさ(中居正広)

美しいこの星私が守るからお弁当は二段にしてね(モーニング娘。)

そこにいるだけで楽しくなれるのが当たり前みたい幼友達(ベリキュー)

一日が24時間である意味この道の先きっと見つかる(24時間テレビ)

女の子だけの秘密の特権ね内緒話にくるまるカーテン(乃木坂46)

座る時直しちゃうのは制服のひだと髪留め白い靴下(乃木坂46)

お嬢様、駆け出すことがなぜできぬ、その脚は人形とお思い?

お嬢様、駆け出す術をご存知ない?その脚はマネキンとお思い?(乃木坂46)

あの服は昔の彼が着ていたの何年前か忘れたけれど(ジャニーズJr.)

点Pと交わる時を求めなさい、その一瞬を見逃すんじゃない(ジャニーズJr.)

少年は主人公になり生きていくこの世の全て抱き締める勇者(平野紫耀)

ポラロイドカメラに撮す今日はもう二度と見れない、だから笑った(平野紫耀)

99%の才能は努力に向き合うという才能(山田涼介)

脳味噌にメカの詰まった少女は今日恋を知ったと頬を染めた(宮本佳林)

秘密基地公園のエロ本集めたら今日からオレが街のトム・ソーヤ(木村拓哉)

ひまわりは陽の向く方を見るんだねそのまままっすぐ天まで届け(重岡大毅)

風呂桶を洗いながら思い出すアイツん家でも同じ臭いやな

風呂桶を洗う度君を思い出すアイツん家でも同じ臭いかな(KinKi Kids)

恋をして胸が痛いの?お嬢さん 僕と踊ろう朝までくるくる(稲垣吾郎)

「普通」とは維持することが難しい泰然自若の産物なのだ(草なぎ剛)

悪いのは怪物を生み育ててもその先がまだ見えない愚人(香取慎吾)

いたずらに解けない魔法をかけたげる僕は君だけのピーター・パンさ(横山裕)

そのガラス脆く鋭くしなやかに形作るは新たな希望(渋谷すばる)

いつからか忘れる用意をしたあの日君はいつから抱いていけるか(村上信五)

パーンパーン!顔赤くしてふざけてるそのままバーンと私を撃って(丸山隆平)

空と海どっちの青も綺麗なら選ぶ必要どこにもないさ(安田章大)

からあげとカレーライスも食べたいないっぱい寝たら大きくなーれ(大倉忠義)

「普通」「親」「学校」「友達」「恋」全部センター街に忘れたつもり(櫻井翔)

学校のテストは3点キラキラの笑顔は満点そんな弟(櫻井翔松本潤)

マシュマロとお餅と僕のほっぺたと食べちゃいたいの?しょうがないなあ(大西流星)