まるでパンを食らうように

在宅ジャニオタ男子。ドドドドド新規。

ジャニーズケンカ事情から見えてくる(かもしれない)関係性

先日、しゃべくり007に嵐の二宮和也さんが出演し、こうおっしゃっていました。


おそらくですけど、極端な話すると一回ケンカしたらもうそれで終わりですね。

ケンカすればどんどん絆が深まってくっていう人たちじゃないと思う。

みんながみんな知らない間に気を使っていて、こういうバランスがとれているんだと思う。


小さな衝突がまったくないからいきなり大きな揉め事があれば終わりになってしまうということなのか、二宮さんと嵐の判断するケンカの基準が違うのか……確かに言われてみれば嵐はグループが揺らぐほどの大喧嘩をしたって話は聞かないなと思ったけど。

まあそんなもんかなと思いつつも、去年の紅白の番宣で出てたスタジオパークに続いて二宮さんの口から嵐の「終わり」について触れられていることにショックを感じてしまうのはどうしようもありません。SMAP以降の時代を生きていると終わらないことが当然のように思えてしまいますが、終わらないことは惰性やマンネリではなくものすごいエネルギーを使うことなんですよね。前向きな現状維持。

それにしても、意識してケンカしないでバランスをとっていくって、ゆとりっぽい発想な気もします。でも嵐はアラサーっつーかもうオーバーサーティーだからゆとりには引っ掛かってないんだよなー。ゆとりっぽさはあるけど、嵐ってわりと飲みニケーション好きですよね?そのへんは昭和なんだよなー。不思議。いろんな世代に訴えられるから人気になったんですかね?













てことでちょっとTwitterでぶつぶつまとめてたらHey!Say!JUMPのだけ拡散されてビビったww普段あんまりおジャンプさんの話しねえからなwwジャンパーさんの機動力高杉ww
これはファンがメンバー仲がいいことを重要視してるグループってことで解釈していいですかね?Hey!Say!JUMPさんはグループも曲もけっこう好きだしなんか面白そうだなーと思うのですが、こういう時のファンの勢いは怖いから入れないなと思う(笑)

ジャニーズのグループのケンカ事情とそこから生まれるグループの和というものへの認識って、表で話されてるネタだけでもけっこう面白いなと思います。わかる範囲だけどまとめてみようと思います。
もちろんド新規の俺ではわからないことも多いので、なにかしら新しく知ったら書き直すつもりです。間違ってたら怒らないで教えてね。








SMAP

高校時代、同じ学校の同級生だった中居と木村。当時は少し不良だった二人は、ある日ヤンキー派とチーマー派の衝突に参加。相手側にメンバーがいて気まずくなったそうです。
国民的ギスギス不仲グループとされているSMAPのツートッブが元ヤンと元チーマーっていうのがいかにもな設定ですごく好きだし、実際はそんなに大騒ぎするほど不仲でもない。五人旅とか、丸一日メンバーと一緒にいさせられたらさすがに嫌な顔が出ると思う。俺なんか別に仲悪くもないメンバーの修学旅行でも後半だるかったからな~。家族以外と長時間いるって普通にストレスだよ。でも、メンバーとケンカするほどバカじゃない緊張感のあるSMAPだからカッコいいんだよなとは思う。


TOKIO

具体的なケンカのエピソードはあまり聞いたことがないけど、TOKIOの結成直後はケンカが絶えなかったっていうのは有名な話。見かねた少年隊の植草克秀が「リーダーがいないからケンカになるんだ」と言い、じゃんけんで城島茂がリーダーに決まったそう。
TOKIOは、本人たちも言ってるけど若い時はわりとのびのびした子供らしいメンバーが揃ってたみたいだからかそのへんはわりと自然だなあと思います。普通に毎日同じメンツで顔突き合わせてたらムカつくこともあるし、それで手が出ることもあるけど深刻に険悪にはならない感じなんだろうな。アイドルなんてファンタジーの中の住人だと思ってますが、TOKIOのこのどこまでも地に足が着いている感じすごいいいです。


V6

デビュー当時、リーダーシップを取ろうとした坂本さんと年少組の森田さんはよく衝突していたらしい。余裕がなくなっていた坂本さんに気づいて、カミセンの指導役を井ノ原さんが引き受けるようになった。
ジャニーズで一番年齢も芸歴も差のあるグループで、ここ数年は個人の活動の割合が多くなっているグループですが、本来はリーダー的なポジションにつくタイプの井ノ原さんがトニセンの最年少として中間管理職に徹したのが上手くいった一番の要因だと思う。Twitterでも書いたけど、ぶっちゃけV6がなくても食っていけるレベルで役者の仕事が評価されている岡田准一が「久しぶりにメンバーに会ったら構ってもらえない」と拗ねてるあたりすごく面白い。確実に休みの日にみんなで集まるようなタイプではないけど、たとえ解散しても年賀状のやり取りは続いていられる関係だと思います。他人行儀みたいだけど、メンバーに年賀状を送ろうとしたら喪中届でなんで俺に教えてくれねえんだよ…!っていうのマジでありそうなんだよな(笑)


デビュー1、2年目からずっと仲が良く、ケンカして仲を深めていくタイプではないらしい。3年目の夏コンツアー中にメンバー全員での話し合いを重ねた(ただ、話し合いの時にどうしたらいいかわからない二宮さんがV6岡田に相談していたという話もあるのでもしかしたらこれは一部のメンバーの意思だったのかもなとは思う)。結成前のジュニアの頃には、舞台本番前にうるさい松本潤生田斗真相葉雅紀がキレたことはあるそうです。
TOKIOの男は殴りあってわかり合う!みたいなノリとは正反対に、結成時は高校生で年も近いわりにはすごく大人の集まりだと思う。根が真面目で大人で、たまにははっちゃけることもあるけど、どこまでも優等生。でも、「ここでケンカしたらどうなるかわかるよな?これからのグループがどうなるかわからないほどバカじゃないよな?」っていうすごくシビアな組織なんじゃないかな。意見の違う相手と熱く語り合うこと=ケンカと判断しない人たちの集まりなのではと思います。


NEWS

メンバーの間で上手くコミュニケーションが取れず、ずっとケンカすらできなかった関係が続いていた。山下錦戸の脱退を機にメンバーの家にみんなで泊まりに行ったりするようになったそうです。加藤家に泊まって照明にラクガキした話はリニューアル後によく聞いたやつ。
長く続いた6人編成の時代は山下錦戸/テゴマス/小山加藤のコンビ分けが一般的だったけれど、ユニットでCDまで出してるテゴマスがプライベートでは遊び仲間ではないのは距離を取ることで上手くいったパターンのようです。NEWSの内包ユニットとしてのテゴマスって興味深い立ち位置で、それもあって4月は増田貴久強化月間なのですが、そんなビジネスパートナーなテゴマスと対するのが大親友シンメのコヤシゲってまあよく出来た話。ここはこれからも観察していきたいです。


KAT-TUN

SHOCK期間中にステージ上のミスをきっかけに殴り合いのケンカになった上田竜也亀梨和也。そのまま「俺ジャニーズ辞めます!」と宣言しに行った亀梨をなだめ二人の手を持って握手させたっていうジャニーさん伝説(笑)
ヤンチャなイメージが強く、実際にいろいろゴタゴタして脱退されてるKAT-TUNなので、基本的に仲良し売りはしてません(ジャニーズ比)。あんまり詳しくないし現行メンバーになってから日が浅いから余計なことは言いません(笑)











まー微妙な話題だなと思いつつもこういう話ってなんだかんだ楽しいのがいけない。
個人的にはグループでバラバラになってるよりはまとまりがある方がいいですが、メンバーとベタベタ仲良しなのはそれを喜ぶファンまで含めてちょっと気味が悪いなと思います(笑)でもレギュラー番組を見て「俺もこの中に入りたい!」って思わされるのはSMAPよりも嵐だったりするんですよね。この人の下で働きたいと思うのは城島茂。難しいもんだ。
まあジャニーズのみなさんも大人なんで、基本的にちゃんとしてると思ってますよ!今見えるのはちゃんとした大人のユニットなのにアイドルだから仲良しで売らなければいけないとことか、仲良しが職業上の義務になった時にどうなるのかっていうのが見てて面白いです。ええ、そうですわたしが野次馬です。