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まるでパンを食らうように

在宅ジャニオタ男子。ドドドドド新規。

Hey!Say!JUMP 3rdアルバム「Smart」購入、山田システムの破壊と再生

山田涼介、君の名は希望だ。
どこかの秋元康みたいな文句を付けたくなる、昨今のHey!Say!JUMPの快進撃。俺はこのグループのパフォーマンスがとても好きで、音楽番組に出ると聞けば必ず録画するほどだ。ジャニーズ事務所内にあるとかないとか言う例の派閥を移ったのを機に個人のメディア露出が増えていて、個々のキャラクターを気軽に知ることができるようになったのがありがたい。ジュリー、サンキュー&ラビュー。
最も人気があり最も露出が多く最も認知度の高いエース山田涼介を絶対的なセンターポジションに置き、鉄壁の1トップ体制いわば山田システムを築いていた数年前までのHey!Say!JUMP。グループが飛躍していかなくてはいけない今、これが意識的に破壊されていく。ジャニーズ史上最年少グループとしてデビューした彼らが「若さ」という売りが永遠ではないと知った時に、改めて手に取った武器は「人数」だった。9人というジャニーズ史上最多のメンバーをフルに生かしたフォーメーションダンス。全員がそこにいなくては成り立たない振り付けを手にした彼らは、もはや俺たちがそうだと思っていた山田涼介とゆかいな仲間たちではない。
Myojo10000字インタビューによると、Kis-My-Ft2がデビューした2011年頃から彼らは危機感を持ち、自分たちの「動きを揃えるダンス」を磨き始めたという。カッコいいダンスの見せ方が変わった転換点とも言える『Beat Line』をカップリングに含む『Magic Power』の発売が2011年9月。それをシングルA面で実践した『SUPER DELICATE』の発売が2012年2月。それとこれまでのHey!Say!JUMPにあった幼く可愛らしいフレッシュさを合わせた『Come On A My House』の発売が2013年6月。今回のアルバムはバーモンドカレーのCMソングとしても話題になり2013年ジャニーズ楽曲大賞の1位に輝いた『Come On A My House』以降のシングルを中心としたアルバムだ。7年目にして初の、グループ名のJUMPを冠していないこのアルバムは、山田システム破壊後のHey!Say!JUMPを知る入門編とも言える。
Hey!Say!JUMPがデビューした時のことはぼんやりと覚えている。初めてジャニーズから小学生がデビューした、その時俺は小学5年生だった。自分よりひとつ年上の彼が最年少メンバーとして歌番組で紹介される姿を何度か見た。日曜の昼にやっていた彼らの冠番組もなんとなく見ていた。彼が無期限活動休止の処分を受けたのも覚えている。ちょうどその頃からV6ファンになった俺は、9人体制での二枚目、恐らくは初めて9人でのパフォーマンスを前提にした『SUPER DELICATE』のリリースで革まったHey!Say!JUMPを目にした。山田涼介さんと中島裕翔さんがお互いの頬を手で包むようなサビの振り付けが印象的。何より、年のわりにお子様ぶってるイメージだったHey!Say!JUMPが、ここまで揃えたカッコいいダンスを見せられることに驚いた。それ以来彼らのパフォーマンスを楽しんできたが、ここに来て初めてHey!Say!JUMPのディスクを購入するに至った。
山田システムの破壊とフォーメーションダンスが結び付いたHey!Say!JUMPは、先輩A.B.C-Zと後輩Sexy Zoneとの帝国劇場での主演舞台を経て、2013年の春頃にジュリー派に移動する。そのことによってか、個人の活動がバランスよく増えた。かつて中島裕翔さんから山田涼介さんへのセンター交代劇が繰り広げられ、ここに来てまた山田涼介を絶対のセンターとは限らない存在にしたHey!Say!JUMPがここで新たなセンターを作らなかったのは本当に面白いし最高にジュリーっぽい。今の全員が主人公になれるHey!Say!JUMPは和やかにストイック。外部の仕事で強くなった「個」が集まった時、この夏のHey!Say!JUMPは最高にカッコいいパフォーマンスを見せてくれる強くしなやかな大人のグループになるのだろう。
そして、その「外で揉まれて個を強くする」ということを、誰よりも早くから先頭に立ってやってきたのが他の誰でもない山田涼介さんだったことを思い出すと、この希望に満ちた今を見せてくれている、最もHey!Say!JUMPを愛し最もHey!Say!JUMPに拘る努力家のエース・山田涼介に対して感謝の気持ちしか浮かばない。



"No doubt ボクらの未来なんだ/キミらしく描けばいい"






試験明けで眠さの滲み出た文章で失礼しました。アルバムようやく聴けた…

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