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まるでパンを食らうように

在宅ジャニオタ男子。ドドドドド新規。

渋谷すばる初主演映画「味園ユニバース」

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先日見たビデオの「愛してる愛してない」によって渋谷すばるショックが起きた。どうやら世の皆さんはこの衝撃を15年も前に経験していたらしく、本当に悔しい。なんで今まで気づけなかったんだ。このタイミングで公開終了間際の主演映画があるということで、急いで映画館で観てきた。
気分としてはあの美しいスーパーアイドル渋谷すばるを求めて観に行った訳だが、もちろん2015年の渋谷すばるはルックスも佇まいもなんかそういうノリじゃないんで、あまり期待しすぎないようにと自分に言い聞かせていた。が、開場前にタワレコでプラスアクト2015年3月号(渋谷すばる表紙)を買ってしまう俺。表紙のヒゲを見て現実を知る俺。小さめの長瀬智也みたいになっている……長瀬智也はあのガタイがあるから男前な訳で、これはもしかしなくても今の渋谷すばるを見てもただのチンピラおっさんに見えてしまうのではないか?と一抹の不安が過る。この渋谷すばるがあの渋谷すばるの未来なら、できれば失望したくない。
そういう不安と期待の入り雑じった高揚を抱えて出会った「味園ユニバース」、一言で言うと映画館で観ることに意味のある映画だった(もちろんDVDでも見れるなら見た方がいい)。音楽をテーマにした作品で、はっきり言って渋谷すばる演じるポチ男の歌がなければ成立しない話。これはDVDを自宅のテレビで見ても、音響で満足できないと思う。
つってもあんまり詳しくないし、音楽はダウンロードどころかYouTubeで済ましてしまうんで何を言っても説得力の欠片もないんですけど(笑)、音の厚みや立体感のようなものが響いて聴こえました。音量の大きさの問題ではないんじゃないですかね(このへん本当に自信がないんで言いにくいですが)。最初のポチ男が「古い日記」を歌うシーンは、監督やすばるさんのインタビューでもけっこう言われていますがインパクトがある力強さで、けれど関ジャニ∞で歌う渋谷すばるよりもどこか頼りなく見えた。
記憶をなくしたため、頼る者が拾ってくれたカスミ以外にいないポチ男。呆然としたような顔をしていた序盤が印象的だった。猫背気味なのも不安定に見える要因かもしれない。ヒロインのカスミに「歌え」と命じられるまでのポチ男は人見知りな迷子の子供のよう。ポチ男を拾い、住み処を与え、仕事を与え、歌を教えるカスミは、そんな子供のようなポチ男の母親のようだった。動物が異種の子どもを育てているような危うさのある疑似親子。スイカの種の飛ばしあいをしているシーンなんか、普通なら恋愛っぽくなるところだと思うけどそうではなかった。そこにあるのは愛なんだろうが、守る相手と守られる相手であって男女ではないような感じがした。カスミは最後の方に関してはちょっとそんな感じもあるけど、ポチ男からはまったくなかったんじゃないですかね。
どこか粗野で荒々しい面と、そうして強いふりをしないと繊細さで傷ついてきたような寂しい顔。今の渋谷すばるが持つ魅力が、取り繕わずにデフォルメされたような役がポチ男だ。生きていくのが危なっかしいポチ男に唯一ある確かなもの、歌。これもそのまま渋谷すばるに当てはまるようで、この人の初主演映画が当て書きでよかったなと思いました。ぶっちゃけ渋谷すばるに演技のイメージそんなにないしな!
もう渋谷すばるを見つけずにいた頃には戻れない。マイクを持ち、ステージに立った瞬間の佇まいが魅力的な渋谷すばる。これから、本業であるコンサートでの渋谷すばるを過去の映像から探っていきたいと思う。すべてが楽しみだ。随分ととっ散らかった上に特に言いたいことも決まってない小学生の作文なので、ちょっといい話らしいことを言って締めさせていただきました。

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