まるでパンを食らうように

在宅ジャニオタ男子。ドドドドド新規。

Hey!Say!JUMP「Smart」曲別の感想


1ヶ月以上も前の発売で今さらな話題ですが、この1ヶ月聴いてきてだいぶ印象が変わりました。まず、伊野尾慧さんという特定のメンバーに興味を持っている自分をじわじわ自覚してきた。Hey!Say!JUMPは9人という大人数のグループですが、最近は曲中のソロパートがわりと平等になってきています。一人一人の声がよく聴こえてきて、この声が気になるな、と思うとほぼ伊野尾慧さんなんですよ。恐るべし伊野尾慧。素晴らしき伊野尾慧。半年くらい経って俺が「伊野尾慧さんと掛け持ちすることにしました(^-^)/」的なことを言ってたらどうぞ笑い飛ばしてください。

◆1.~Prelude of smart ~

今回のアルバムは大人でクールでスタイリッシュでスマートなヘイセイジャンプです、という宣誓。インストがカッコよすぎてツアー期待。

◆2.FOREVER

これまでのヘイセイジャンプになかったアンセム的な曲ですかね。これからのHey!Say!JUMPは攻めの姿勢で新時代を切り開きますという新規ファン獲得への公約に思える。「To the top」に嵐のCOOL&SOULを思い出して震える。KAT-TUNみたいに個性と勢いのあるダンスが似合う曲だなと思ったので、調和のHey!Say!JUMPがこれをどう踊り込んでいくのか興味があります。

◆3.Ready Go

今回のアルバム露出で使われた曲。最初に聴いたのはbayfmのパワープレイでした。最近の流れからアルバムのメイン曲はカッコいいダンスナンバーになるかと思いきや、わりとキャピキャピ。初めて聴いた時はマジックパワー系だとか言ってた気がします。コンサートいらっしゃいソングです。これが世に言う「わちゃわちゃ」かという、多幸感のかたまりのような曲。有岡くんの「そわそわしてばかり」のパートがなんか好きです。

◆4.Come On A My House

知念様が「僕の初めてのセンター曲」とおっしゃっていましたが、Ready Goが有岡大貴的な可愛さならカモナマイハウスは知念侑李的な可愛さ。自分が可愛いことをわかってる思慮深い男の子が主人公です。Aメロの「Jumping Girl 彼だけ見つめてるけど」のところで岡本圭人さんの低い声が目立つなといつも思うので、そのうち岡本さんメインでアダルティーなJUMPも見せてほしい。

◆5.切なさ、ひきかえに

薮宏太さん作詞。詞と曲とどっちが先か知らないけどリズムが面白い曲だなと思った。「~なの」という語尾がキュンとなりますね。とにかくみんな声が優しくて綺麗だから、こういう穏やかな曲が聴いていて心地いい。「誰かが笑っていても」で女の子みたいな声に聞こえたと思ったらフォロワーさんから伊野尾慧さんだと教えていただきました。透き通った綺麗な声。これは踊ってほしいですね。長く好きになれそうな曲。

◆6.Candle

山田涼介さん作詞。山田さんは実生活の恋愛で上手くいったことがないんだろうかってくらい悲しいラブソングばっかり書くよな(笑)薮くんが普通に綺麗な詞を書くのでびっくりしましたが、山田さんはちょっと説明的な、ああアイドルが自分で作詞してみたんだなっていうのがわかりやすい詞。でもそれが逆に生々しさになってます。パート大賞は「ほら新しい灯をともしていく」。

◆7.パステル

ちょっとラップ風味なのがいいです。Hey!Say!JUMPは八乙女さんの声がスパイスになっていると言ってきたけど、炭酸が弾けるような知念様の声が入るとポップになって楽しい。ここまで聴いてきてわかったけど俺わりと有岡くんの穏やかな声好きみたいだな(笑)

◆8.ゆーと叩いてみた

1:02の中島裕翔ドラムソロ。これは作品がどうとか言う前に松岡流でこの試みを褒めてあげたいです。次の曲への流れも上手く繋がっている。

◆9.コンパスローズ

八乙女光さん作詞でちょっとラップもある。来期のONE PEACEの主題歌ですか?って感じ。タオル回したいね!JUMPはやらないだろうけどこれは野外に良さそうだ…。ぶっちゃけこれなら別にHey!Say!JUMPじゃなくてもよくねえかとは思ったけど、ファンが見たいものっていうより本人の趣味な感じするな。

◆10.Ride With Me

2014年夏現在のHey!Say!JUMPの代表曲だと思います。単純に曲がカッコいいんですけど、下積みが短く面識のないメンバーもいたままのデビュー、ベテランの先輩たちとファンの複雑な思いをいろんな形で感じてきたHey!Say!JUMPが、のびのびと「We gotta go now ボクらの時代なんだ/胸を張って生きればいい」と言っていることにジーンとする。ようやくエビキスWESTもデビューして、NYCとの掛け持ちでもやんや言われることもなくなって、個性が何かわかってきたJUMPに自分たちの未来を堂々と生きてほしいよね。

◆11.Come Back...?

八乙女光さん作詞作曲のラップ曲。なんとなく関ジャニ∞が踊る時ってこんな感じのイメージだなと思った…。アレンジがすげえカッコいいです。まさかの「『鈍』『廃』『奇』『美』『乱』」と「どうした?」で韻を踏む光くん…。「脳ある君は爪を隠すCat」って面白いなと思った。このアルバムの中ではあんまりソロが聞こえない方かも。

◆12.RELOAD

有岡大貴さん作詞。このアルバムで一番好みかもしれない。これも韻を踏む言葉遊びが多用されている。アダルティーでセクスィーでスマートな大人の雰囲気を出してる曲。声の重なりが多くて、ざらついた感じ。たぶん高木さんの声が目立ってよかった。まだ背伸びしてる感あるから5年くらい経ってどう使われるかが楽しみ。

◆13.はじまりのメロディ

小学校の卒業式で歌ってほしい曲(笑)薮宏太さんのジャニーズ歌唱に関してはいつでも絶対の信頼を持っているのですが、その薮さんから中島裕翔くんへの流れの正当派さですよ。やわらかい光がそよ風に乗って運ばれてきたようなHey!Say!JUMPのユニゾン
で、ゴリゴリ攻めてるこのアルバムの最後にこんな優しいバラードを持ってこられたらどうしようもない。

◆14.Aino Arika

オーケストラを背負ったシングルA面。八乙女光さん主演ドラマの主題歌だったこともあってか、センターこそ山田さんではありますが全体的に光くんが前面に出ている印象です。ソロパートも多い。オーケストラなのに突然のラップが入るのも光くんメインのためか。「好転か荒天か好天か」の知念様がカッコよすぎる。知念さんは意外と勢いが強いのが似合うな。

◇1.My Would

なんかジャニーズ!っていうかジェイスト!って感じですね(笑)十周年以後の嵐のアルバム曲っぽい。通して聴いて、普通だったらこれがリード曲でもおかしくないよなと思った。Hey!Say!JUMPは若いけどわりとゆとり世代らしいというか他を蹴散らしても俺が勝つという考えをしていない和をもって貴しとするグループなので、RWMやFOREVERもだけどこんなガツガツした曲歌われるとギョッとします。声が優しいグループだって何度か書いたけど、そのせいでワイルドさよりスマートさが強調されてスタイリッシュ。

◇2.ともだちだよ

冒険ライダーあたりのイメージが近い雰囲気。今のメンバーからするとだいぶ子供っぽいけど、いわゆる世の中の人が覚えてるHey!Say!JUMP、って感じです。リリース少ない時期が長かったけど、あの頃のJUMPが好きだったみなさんいますか?元気ですか?ツアー来るよね?という出席確認じゃないかとエスパー。「ずっと、ともだちだよ!」の台詞はコンサートで盛り上がること間違いない。

◇3.Yes!(怪盗y-ELLOW-voice/高木雄也八乙女光・山田涼介)

JUMPが誇るエロセクシー担当の山田・高木に加えてまさかの八乙女光でのエロエロナンバー。我慢できない欲を隠せずに男が頑なな女の子に強気に迫っているようです。あからさまにエロ狙いの台詞より「答えなよ」のパートが色っぽい。「君のモンスターにキスしたい」ってなかなかですね…モンスター…。

◇4.Super Super Night(ナイトスタイルピーポー/薮宏太・中島裕翔・知念侑李)

メンバーの問題かもしれませんが、ユニット曲の中では一番正統派にジャニーズです。タイトルからイメージしたのはセクシーな夜だったのですが、どっちかというとお祭り気分な感じかな。サビまではラップとメロの掛け合い。薮くんとゆうとりんの組み合わせだけなら普通にスタイリッシュなんですけど、小柄な知念様が入ってどんなパフォーマンスになるのか気になる。

◇5.Oh! アイドル!(伊野尾慧・有岡大貴・岡本圭人)

これを出オチと言わずにどうするってくらい曲名が発表された時の期待はすごかったし、この一曲でアルバム買うのを決めたと言ってもいいくらいだ。ジャニーズには文化としてあまり根付いていないコールの入れ方はおそらく昨今動きが活発な女性アイドル界隈のオマージュ。コールの部分、「オーッ↑↑」を子供の声にしたのが大正解で超可愛い。でも子供より伊野尾さんが可愛い。本気で殺しにかかってる。ジェイストが伊野尾慧の美しさで世界を滅ぼそうとしている。最高だ。伊野尾慧で討ち死にしてやろうじゃないか。伊野尾さん有岡くんは声が高めで、汚れのない美少年のような伊野尾さんのセクシーな声と表情豊かでやんちゃな少年のような有岡くんのキュートな声がとにかく可愛さ抜群なのですが、そこに(たぶん)JUMPで一番男らしい見た目と声をしている岡本さんが入ってるのが……やっぱり岡本圭人でワイルドisセクシーな曲が聴きたい。